2013年04月06日

のらくろ

今日は、大変世話になっている先輩のブログを拝見して感じた事を書いてみる。

http://makotoplan.eshizuoka.jp/e1032475.html

ブログの内容は、その先輩が、コンサルタントの仕事のため某企業の新入社員研修に講師として参加しているのですが、そこには中国人・ブラジル人の研修生もかなりの数が参加しているし、部屋の表示が、英語・日本語・ハングル??この辺で、かなりきな臭いのですが、そこで事件が発生。傘たてから自分の傘がなくなったという事である・・・読んでいただいた方が早いかもしれませんが、要は先輩は自分の周りの日本人で、他人の傘を平気で持ち去る人間を良く知らないということ、この研修生の構成からくる何かに疑念を持っているということである。

何を言いたいのかはお解かりですよね。

自分は、すぐにこの漫画が頭に浮かびました。

のらくろ

そう”のらくろ”です。

台湾関連の書籍を読んでいた際に知る事となったのですが、「犬が去って、豚が来た」という言葉を思い出しました。知っている人も結構多いと思いますが、大東亜戦争敗戦後の台湾に於いて、日本の統治が終わり、共産党との争いに敗れた国民党・蒋介石による中国統治をこのように喩えとして表現している。「犬(日本人)は吠える代わりに守ってもくれるが、豚(中国人)は食い荒らすだけ」ということらしいです。「日本の統治は規則規則と警察官とかうるさかったが治安や汚職はなく 中国人統治は汚職ばかりで治安も悪くなった」ということを 戦後しばらくして起きた228事件の頃の世相をよく反映した言葉だそうだ。それが、のらくろから来ているというのを、その時初めて知った。

ここで、引用される”のらくろ”なんですが、1968年生まれの自分でも記憶にあるくらい結構戦後世代でも知っている人が多いと思います。実は戦前の1931年から連載漫画としてスタートしているのですが、当時の満州事変・支那事変が勃発した当時の世相がおおいに反映されているのだと思います。

それにしても、中国人の秩序の無さを上手く表現しているとおもいませんか?本当の豚は綺麗好きなんだ!という事は別にして、世間一般の認識とはそんなにかけ離れたものではないと思います。今更言うまでもないですが、大気の問題・水の問題・鳥インフルエンザの問題と、不衛生極まりない環境が発端となっていると思われる問題で騒がしいですが、この民俗にしてこの環境で、環境(地政学上・歴史上の問題も含む)が民俗にもたらす悪影響を実に如実に表現していますね。

別に犯人を決め付けているわけではないですが、概ね想像できますよね(笑)

その昔、”瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず”という言葉を、中学の先生に教わりました。「人に疑われるような行いはしてはいけない」という戒めの言葉ですが、どこぞの国の言葉なんでしょうかね(笑)


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Posted by スポット屋 taka at 16:52│Comments(0)つぶやき
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