2012年12月21日

時が熱狂と偏見を・・・

政権交代に際して、自分個人の意見として切に願う事を述べたいと思う。
それは、戦後体制から脱却し、本当の意味での主権国家となって欲しいということである。
戦後、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意したという。
しかし、その諸国民から注入された毒によってじわじわと、日本人の精神が蝕まれている。
教育と文化は破壊され、それによって増殖した卑怯者たちが大人になり、臆することも無く”弱いものいじめ”
をする。論理・理屈を構築するまでも無く、純然たる大和心を持つ者の其々が抱く感情ではないかと思います。

こうなることを戦後予見し、警鐘を鳴らしていたのがご存知ラダビノード・パール判事であります。
パール判事は、所謂東京裁判にて唯一の国際法学者の判事であり、この裁判は国際法に違反するのみか、法治社会の鉄則である法の不遡及まで犯し、罪刑法廷主義を踏みにじった復讐裁判に過ぎない、だから全員無罪であると、堂々たる法理論を展開されたかたであります。(あまりに有名なので今更言うこともないんですが・・・)

そのパール判事が戦後来日されたときの言葉を別から引用させてもらう。

「わたしは1928年から45年までの18年間(東京裁判の審議期間)の歴史を2年8カ月かかって調べた。
各方面の貴重な資料を集めて研究した。この中にはおそらく日本人の知らなかった問題もある。それをわたくしは判決文の中に綴った。このわたくしの歴史を読めば、欧米こそ憎むべきアジア侵略の張本人であることがわかるはずだ。しかるに日本の多くの知識人は、ほとんどそれを読んでいない。そして自分らの子弟に『日本は国際犯罪を犯したのだ』『日本は侵略の暴挙を敢えてしたのだ』と教えている。満州事変から大東亜戦争勃発にいたる事実の歴史を、どうかわたくしの判決文を通して充分研究していただきたい。日本の子弟が歪められた罪悪感を背負って卑屈・頽廃に流されてゆくのを、わたくしは見過ごして平然たるわけにはゆかない。彼らの戦時宣伝の偽瞞を払拭せよ。誤れた歴史は書きかえられねばならない。」

「日本人はこの裁判の正体を正しく批判し、彼らの戦時謀略にごまかされてはならぬ。日本が過去の戦争において国際法上の罪を犯したという錯覚におちいることは、民族自尊の精神を失うものである。自尊心と自国の名誉と誇りを失った民族は、強大国に迎合する卑屈なる植民地民族に転落する。日本よ!日本人は連合国から与えられた《戦犯》の観念を頭から一掃せよ。・・・」

これらも、有名な言葉であります。が、これを捻じ曲げて受け止め批判論(田中正明氏の著作と絡めて)を
展開する輩もいます。ま~いたって良い、だが”自分は”論理も大事だが情緒的な事を重んじる人間なので
素直に受け止めたいと思う。

<靖国神社内顕彰碑>

時が熱狂と偏見を・・・


時が熱狂と偏見とをやわらげた暁には また理性が虚偽からその仮面を剥ぎ取った暁には

その時こそ正義の女神はその秤を平衡に保ちながら 過去の賞罰の多くに

そのところを変えることを要求するであろう



<京都霊山護国神社内顕彰碑の様子>




政権交代が行われ、次の首相も直球勝負とはなかなか行かないと思うが、自分はもう時と熱狂はやわらげられたと信じたい・・・・・


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Posted by スポット屋 taka at 10:48│Comments(0)つぶやき
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