記憶せよ、 12月8日
今日は何の日? ときかれて若者達は、なんてこたえるのか・・・
ほんの70数年前・・・僕らの先達は、矛を取って立ち上がった。
当時、アジアは白人どもに虐げられ、富を収奪され、ことごとく欧米の植民地と化していたが・・
その桎梏から開放するため、後付にせよ”大東亜共栄圏”の名の下に、戦いを仕掛け立ち上がった日である。
自らはABCD包囲網の中、枯渇していく石油・鉄屑を求めて・・・
いろんな意見がある。非難の声あり、賞賛の声あり、無責任な言葉が飛び交う・・・辟易する次第ですが・・・
自分は、今生かされている。それなぜか? おかしくなったとはいえ日本が存在しているのはなぜか?
自分は、今一度考える・・・そんな日だと思う。
記憶せよ、12月8日。
この日世界の歴史改まる。
アングロサクソンの主権、
この日東亜の陸と海とに否定さる。
否定するものは彼らのジャパン、
眇(びょう)たる東海の国にして
また神の国たる日本なり。
そを治(しろ)しめたまふ明津御神(あきつみかみ)なり。
世界の富を壟断(ろうだん)するもの、強豪米英一族の力、我らの国に於いて否定さる。
我らの否定は義による。東亜を東亜にかへせといふのみ。
彼らの搾取に隣邦ことごとく痩せたり。
われらまさにその爪牙(そうが)を砕かんとす。
われら自ら力を養ひてひとたび起つ。
老若男女みな兵なり。
大敵非をさとるに至るまでわれらは戦ふ。
世界の歴史を両断する。
12月8日を記憶せよ。
(高村光太郎)
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