インテグラルなお仕事

スポット屋 taka

2013年06月20日 14:01

最近、とあるお方から頼まれたエアコンの室外機の取付金具が完成しました。
ここのところ現場は監督者に任せ、多方面から情報をとりながら、今後の会社の活路を見出すべく考えている日々であります。
故に、偶然お話のあったこのような物も形にしてみて、今後の糧になればよいなと思っております。




元来の自動車部品の製造は、おそらくアベノミクスとは無縁の世界で推移していくようにしか見えませんし、最近のトレンドであった海外シフトも止まりそうにありませんしね。日本中に散らばり奮闘されている末端のサプライヤー達は、臥薪嘗胆の思いなんでしょう。我慢して救われるならまだしも、単価は削らていき、そのわりに付帯する品質保証の要求はまして行くばかり。単価を下げて、品質を上げる? わからないでもないが、どこか平仄が合わないような気がします。
自分的には品質の保証よりも生活の保障なんですがね(笑)



さらに、昨今のモジュラー化した試作段階からの立ち上げですと、擦り合わせて調整していく作業というものが最低限まで削られていき、
得意先担当者も物を見て、規格からほんの少し外れているから駄目!・・それで終わり。みんなで一緒に額を合わせて、あーでもないこーでもないしながら擦り合わせていったのが昔のインテグラルな仕事の進め方だったし、そこには人間くささがどこかにあった。大変な事でもあの人のためなら!なんて気概も自然ともちえたものです。それがISOなんて言葉が出てくる前の立ち上げだったように記憶します。
現在のモジュラー化した現場となると、そこに人としての感情の欠如というか薄っぺらいというか、なにか冷たいものを感じます。でも、みんな知っているはずだし気付いているはず。ISOをやって誰が幸せになるの?? 実際偉そうに認証してやるよなんていう自分の手を汚さない職人文化を蔑む輩が、美味しい果実をとっているだけではないの?そう感じてませんかね。しかも、実際はISO がUSO になっていたりして・・・・・実は、USO800という規格が一番しっくりきたりして・・・冗談です。

ま~そんなこんなで、世に存在している自動車絡みの試作屋さんの仕事が、空いてしまっているわけですね。
だからこんな仕事はまさにぴったりなんです。得意中の得意でしょ。ま~ロットも少ないですけど、ただ金額だけではなくて、なにかの形で彼らの技術を伝承しなければならないと思いますが・・・・なくなってからでは遅すぎます。それには、この地域や大きく言えば日本の若者が誇りを持って、この技術を伝承できるような仕組作りが、アベノミクスと同時進行で、早速始めなければならない政治課題だと思いますが・・・

人を育て、技術を伝承する・・・・大きなテーマであり課題ですが、政治家任せではなく、我々一人一人が認識しないといけない課題でもあります。




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